一体どこに留学したらいいんだ?!~国選び~
アート系で留学したい! という気持ちはあるものの、
どこの国に留学するのか?
国が決まったとして都市は?
どういう形態で留学するのか?
形態が決まったとしてどの学校に?
決めることはたくさんあります。
皆さん行先はどうやって決めているのだろう? 毎日インターネットや本と睨めっこしているものの、情報が膨大すぎて投げだしそうになってしまう始末…。
わたしは大学を中途退学をしているので、できれば短大卒(associate degree)以上の資格が欲しいと考えています。頑張れそうなら4年生大学への編入も視野に入れています。専攻は、この年になっても諦めきれなかったアート(過去に何度か、美術を学びたいなと思いながらその選択をしてこなかったことについて後悔しているのです…他、仕事で関りがあった観光学、webデザインと悩んだ時期もあったり)、そして出来れば英語圏…。
以上の点を踏まえて、国やら学校形態やら広く浅く調べていたところ、
というワードが目に入ってきました。
ざっくり言うと、地域の人のために開かれている公立の学校ですね。そのため他の専門学校や4大に比べると学費も抑えめとのこと。
就職に結びつく職業専門的な教育(職業訓練コース)と、大学編入コースに分かれており、短期間で何らかの資格を取得したい自分にはぴったりなのではないかと思えました。
このコミュニティカレッジはイギリスが発祥であり、他オーストラリア(こちらはTAFEという名前です)、カナダ、アメリカにもあるようです。
職業訓練コースはcertificateがもらえるものから、なんとassociate degreeを取得できるものまであるとのこと。
大学編入コースはその名の通り、4年制大学に編入するためのコースで、例えばアメリカなんかは学費が恐ろしく高いので学費を節約するために最初の2年はコミカレに通う生徒も多数いる模様。
などなど…詳しく書いていくとキリがないのですが、短期間で目に見える資格が欲しい自分にはぴったりに思えました。
そこでコミュニティカレッジの情報に絞って国別に見ていったところ、
カナダとオーストラリア、そしてイギリスでは途中での専攻変更が難しいらしい、ということが分かりました。おそらく日本の大学のように、入学当初に学部専攻が決まっており、転学部・転専攻は可能だとしても条件付きなのでしょう。
その点アメリカは、ダブルmajorで学び人も少なくなく、なんとコミュニティカレッジ間での転校もあるそう。1年だけAカレッジで学び、2年目はBカレッジ、3年目にC大学へ編入し、次のセメスターではD大学へ…なんてこともあるようです。
専攻の変更に自由が利く、というのは非常に魅力的に思えました(日本の大学もこれくらい自由であったなら…と思います。転学部したかったのですが、2年生から3年生に上がるときのみにしか申請できず、結局わたしはdrop outという道を選びました)。
アメリカの大学・コミュニティカレッジの特徴として
政治学を学ぶ人でも演劇やアートを学んでいたりする。→アートを学ぶ人が多くおり、また学校のシステムとしても寛大である。
総合大学でもアート系の学部がある(この点においてはまだリサーチ不足ですが、総合大学の中にあるアート系に入る際には一般的にポートフォリオは不要なようです)。→今現在ポートフォリオがない自分でも4年制の大学でアートを学べるかもしれない。
途中で専攻を変えるのは難しいことではない。→学びの幅がある。
アメリカに行くしかない!!!
アート系に行きたいと豪語しつつも、わたし自身は今まで美術のアレコレを学んだことはありません。よってポートフォリオなんてものは持っておりませんし自力で作れるとも思いません。
ですが、留学カウンセラーの方や、インターネットで情報収集してみたところ、コミュニティカレッジを経て4年制の大学で美術を学んでいる方もいらっしゃるようなので、自分のやりたいことに一番近いことを実現できる国はアメリカのように感じました。